地域資源保全活用施策について
 
 
 
 
 
 
 
平成20年度の考察


 食料の安定供給の基盤である農地・農業用水・農林水産関連施設、豊かな自然環境、棚田を含む美しい農村景観、地域独自の伝統文化、生物多様性等の地域資源については、将来にわたって良好な状態で保全管理が確保されるための政策を構築するとされている。
 そこで平成20年度においては、本調査で取り扱う地域資源を、農地・農業用水等、自然環境、農村景観、伝統文化、食文化の5つとし、それぞれの関係性等の位置づけについて検討した。また、そのうち農村景観と食文化について、これら地域資源が地域振興にどのように結びつくのかについて検討した。また、地域資源のうち、農村景観と食文化について、以上の分析を通じて収集した情報をリスト化した。
 以上の検討より、以下のことを実施した。
 ア 地域資源の位置づけとしては、人が農地・農業用水を活用することで営農をし、自然環境との   関わりを持つなかで生物多様性を形成していること、農地と自然環境の両面を持つものとして   里山があること、人の暮らしの中で伝統文化や食文化が展開されてきたこと、これら地域資源   が立ち現れているのが農村景観であること、などについて整理した。
 イ 地域資源が地域振興にどのように結びつくのかについて、そのプロセスとして、地域資源活用   のための活動のきっかけ、活動グループ・主体の形成、地域資源の活用、地域の振興、があ   ること、地域振興とは1つの活動だけえ終わるのではなく続いていくものであることから、上記   のプロセスを継続するための仕組みを入れ込むことが必要であること、などについて検討した。
 ウ 地域資源として上記の5つを取り扱うこととしたが今後の地域振興を考える場合、「伝統文化」   とは別に「生活文化(例えば、現代的な農のある暮らしなど)」についても検討すべきであり、上   記5つの地域資源の中で「生活文化」と関連のあるものについて検討すべきことを課題とした。


■この件についてのお問い合わせは、
     (財)農村開発企画委員会 
     主任研究員 落合
    TEL:03−3297−5641 FAX:03−3297−5543






 

 
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